あけましておめでとうございます ()
年明けて赤芽柏の森へ葉を拾いに行きました。赤芽柏は原初の木でお茶や染めに使います。鹿たちの道や猪たちの寝床を通り過ぎ、葉っぱの下に新しい芽吹きを見つけハッとしました。新しいいのちの息吹きがまぶしい光りの中で満ち満ちて春の準備が始まっていたのです。森と森で...
>> 続きを読む
冬木立 ()
いつしか冬至が近づく頃となり、森の木々も葉を落として眠りにつく季節。その前に、小さな芽をつけて春の準備を怠らず感心します。草木たちの様にこどもたちの成長も見違えます。のんびりしていたら追いつけなくなりました…少しずつ回想していきたいと思います。反省。
>> 続きを読む
ヨモギの絵の具のあとは ()
ヨモギの絵の具のあとは特別な時間。好きな花や葉っぱをなんでも摘んでいいんです。やったー!一斉に裸足で園庭に駆け出しました!こどもたちの目や感覚は天才的です。見たこともない植物たちを探し出し、得意気に披露してくれたり、あった場所を内緒で教えてくれたり。その...
>> 続きを読む
ヨモギの絵の具2 ()
河原や土手に育つヨモギの葉をすぐに見分けて採取するこどもたち。それは、小さな頃からヨモギパンやヨモギ餅を地域の方々と一緒に作って育っていたからでした。ヨモギは大切な薬草で特別の存在と話してくれました。そんな仲良しのヨモギさんで初めての絵の具作りです。擦り...
>> 続きを読む
ヨモギの絵の具 ()
初夏になると、こどもたちのところへ行って、ヨモギや草花と遊ぶ事が始まります。その前に。どうしたらこどもたちが驚いたり不思議に思ってくれたり、夢中になってくれるかなぁ〜と実験。ヨモギをすり潰し、灰汁や酢を足したりして、あれこれ書いてみたらこどもたちのお顔に...
>> 続きを読む
ひふみぱんつ ()
見た目は大きくて驚かれますが、体験された皆さんは、大きさも心地よさもちょうどいいと喜ばれ、すぐに洗い替えをご注文されます。そんなひふみパンツは、10年前、ガーゼ教室に来てくださっていた方から下着縫製会社におられたことがあるとお聞きして、ぜひガーゼでパンツを...
>> 続きを読む
さし草 ()
初夏の風が柔らかく吹く頃、野原一面にさし草が咲き誇りました。生命力の強さからは想像できないくらいに花は可愛くて優しいお顔。全草をいただき煎じてわずかな鉄で媒染しました。初夏の柳の葉色を思わせる黄緑、古色ではそのまま柳色と言われる染め色に。宮崎ではバカと呼...
>> 続きを読む
ユメバッグ ()
こんなバッグがあったらいいなぁ〜と一年前に夢見てあたためていたバッグの夢が叶いました。10年以上バッグの縫製を担当してくださっているMさん。私の小さな呟きを密かに試行錯誤しながら製作してくださっていたことに驚きと感謝と感動で言葉になりませんでした。実は、持ち...
>> 続きを読む
こどもの日 ()
無事、春土用を終えて立夏を迎えた日はこどもの日でした。カンタ展のお手伝いに森へ通う途中で、大空を気持ちよく泳ぐ鯉のぼりの下に園児たちの姿がありました。嬉しくて頭が逆さまになるくらい楽しそうに見上げているこどもたち。ゆっくりゆっくり大きくなってね。鯉に乗っ...
>> 続きを読む
バリ島からの便り ()
春の初めの草木染めワークに出かけると、珍しい種が待っていてくれました。不思議なジャックフルーツの種。みんな初めての出逢いです。どんな香りがしてどんな染め色になるのか、わくわくドキドキ。香りも染液も予想を超えて初めての体験。思い思いの絞りが異国の植物と優し...
>> 続きを読む